今回は記念すべき第一回目の記事ということで、私が風俗嬢に本気で恋をした体験談を書こうと思います。

そう…あれは私がまだ玄人童貞だった25歳の冬。

25年間、素人相手にしか経験のなかった男が、風俗デビューをしました。

これが、僕が一人の風俗嬢に本気で恋をするきっかけとなったのです。

風俗デビューのきっかけとは?

今でも鮮明に覚えています。

あれは私が25歳の12月11日の出来事です。

19歳の頃から、6年間付き合っていた彼女に振られました。

大きな理由なんてありません。

お互い仕事が忙しく、すれ違いが続き、冷めてしまった。

男女関係の別れの多くは、そんな些細なことなのかもしれません。

この出来事がなければ、私は風俗嬢に恋をすることはなかったでしょう…。

彼女に振られた週末、部署の先輩が私のことを励まそうと、飲みに誘ってくれました。

先輩
「まぁ女なんて山ほどいるじゃないか。大体お前はまだ25歳なんだから、女に振られたぐらいでクヨクヨするなよ。」


「ありがとうございます…。」

先輩
「こんな時は風俗でも行って、パァーッと憂さ晴らしでもしようぜ!おーし!今日は特別だ!先輩からの少し早いクリスマスプレゼントってことで、風俗は俺が奢ってやるよ!」


「いや〜。風俗って俺、今まで一回も行ったことないんですよね。19歳の頃からこれまで彼女がいたので、風俗に行く暇がなかったんです…。」

先輩
「よしっ!これも人生経験だ!今日はショウを玄人童貞から卒業させるぞ!」

玄人童貞が25歳で風俗デビューを果たす!

私はこの時、玄人童貞でした。

玄人童貞とは、素人の女性とはセックスをしたことがあるが、プロ相手とセックスをしたことのない人間のことです。

要は、女性経験はあるが風俗経験のない男性のこと。

この時に振られた彼女が、人生で初めての恋人でした。

私の女性経験はたったの一人しかいません。

しかも、彼女とは結婚するつもりでした。

「この先も彼女以外の女性とセックスをすることはないだろう。当然、風俗に行くことも一生ないだろうな。」

そんなことを考えていたのですが、まさかこんな形で風俗デビューするとは!

ちなみに私はこの時、風俗に対してある幻想を抱いていました。

美人で可愛い女性がたくさんいる、夢のような場所だと。

完全なる幻想です。

風俗経験は0ですが、風俗もののAVはごまんと見てきました。

AV女優はみんな美人で可愛いです。

巨乳の子も多いですしスタイルも抜群。

そんなAV女優のイメージを、そのまま風俗嬢にも抱いていた訳です。

もちろん、パネマジとか地雷とか、最低限の知識は持っています。

しかし、「当たり9割:地雷1割」ぐらいの感覚で、ほとんどの風俗嬢は当たりだと思っていました。

そんな私の幻想を打ち砕くべく、先輩が言いました。

「よく聞けショウよ。いざ風俗嬢を目の前にしてがっかりしない為に、厳しい現実を教えてやろう。風俗嬢は、当たり:1割。まぁこんなもんか:7割。地雷:2割。現実はこんなもんだ。」

それを聞いた当初、私は思っていました。

「そんなの嘘だ!風俗嬢は可愛い女の子ばかりに決まっている!俺の考えは幻想なんかじゃない!」

しかし、風俗を何度も経験した今ならわかります。

先輩の言っていることは、ほぼその通りだと 笑

冷静に考えてみれば、学生時代の女子生徒を見ても、ルックスの良し悪しの割合はこんなもんです。

可愛い子:1割
普通:7割
残念:2割

風俗業界だからと言って、その割合が大幅に変わる訳ではありません。

芸能界やAV業界とは別物ですから。

正直、この話を聞いた時点で風俗の気持ちは冷めていましたが、断れるような雰囲気ではなかったですし、何より先輩の奢りですから、飲んだ後に風俗に向かいました。

ソープランドのドキドキ初体験!

タクシーに乗り、眠らない街の歌舞伎町に繰り出しました。

先輩
「初めての風俗だから、良い体験をさせてやりたいな!やっぱりここは、ソープしかないだろう!」

ソープは風俗店の中でも、唯一本番のできる店です。

今では風営法の関係で、ソープやピンサロなど店舗型の風俗は下降し続けています。

最近の風俗は、もっぱら無店舗型のデリヘルばかり。

この当時はまだ、歌舞伎町がソープで賑わっていました。

最初は先輩おすすめの風俗店に向かったのですが、週末なので女性が空いておらず、90分待ちとのこと。

「ディズニーランドかよ!」とのツッコミを入れながらも、次は同期おすすめのお店へ向かうことに。

何人かの女性は空いていましたが、明らかにハズレっぽい嬢しかいなかったのでここもパス。

タクシーの中で運転手さんがおすすめしてくれたお店があったので、そこに向かうことにしました。

そのお店は奇跡的に空いています。

「お客さん、どんな子がタイプ?」という店員さんの質問に対して、「巨乳の子で!できればDカップ以上が理想です!」と食い気味で答えました 笑

(元カノはAカップしかなかったので、パイズリに憧れて巨乳の子を希望しました。)

すると店員さんが、DカップとFカップの2人の女性の写真を出してくれます。

「風俗ど素人の自分でもわかる。Fカップの子は明らかに地雷だ!」

同期からも「巨乳の子は太っている確率が高いぞ!」と、アドバイスをもらっていました。

Dカップの子も写真を見た感じタイプではなかったですが、笑顔が可愛く性格が良さそうだったので、とりあえずその子を選ぶことにしました。

この時、私が風俗嬢を選んでいる姿を、先輩がふざけてケータイの動画で撮影していたのですが、店員さんから撮影禁止と怒られました笑

先輩
「思いっきり楽しんでこいよ!終わったら○○に集合な!」

先輩に別れを告げ、待合室へと通されるのでした…。

風俗嬢との感動のご対面!…のはずが!?

待合室には私の他に、30代ぐらいのサラリーマンが2人座っていた。

…気まずい。これは気まずいぞ。風俗店の待合室って、こんなに気まずいものなのか…?

この人たちは風俗嬢とHな行為をするのを待っているのか…。

そんなことを冷静に考えていると、滑稽な気持ちになりました。

「番号札2番のお客様、どうぞ!」

あぁ…ついに呼ばれた。

緊張で吐きそうだ…。

風俗ってこんなに緊張するものなのか…。

そして店員さんに案内されるがまま階段を上がり、風俗嬢が待っている部屋のドアを開けました…。

女性
「どうもこんばんは!ご指名ありがとうございます!今日はよろしくね♡」

…決して悪くはないが、当たりでもない。(失礼な表現で、本当に申し訳ありません。)

もしも先輩の話を聞いていなかったら、ハズレだと思っていたかもしれません。

顔はごくごく普通で胸は大きかったのですが、全体的にかなりぽっちゃりした女性でした。

私は太い女性が苦手だったのですが、「まぁ初めてだしこんなもんだよね」という気分で、割り切ることにしました。


「あ、実は風俗初めてで、何をすれば良いのかわからないです。とりあえず、服を脱げば良いですかね?」

右も左もわからなかったので、正直に質問をしました。

女性
「あらそうなの?可愛い!じゃあお姉さんが色々と教えてあげる!」

この女性はプロフィール上は27歳となっていたが、話を聞いてみると、実年齢は31歳と言っていました。

私の6個上のお姉さんです。

風俗デビューの私にとっては、年上の女性の方がありがたいです。

年下の女性を引っ張るのは、ハードルが高すぎます。

風俗業界では、年齢詐称は日常茶飯事です。

20代の女性を指名して、明らかに40過ぎのおばちゃんが出てくることもあり得ます。

体を洗ってもらいながら、色々と話をしました。

女性
「もしもこの先も風俗に行く場合は、月1ぐらいで遊んでいます!って言った方が良いわね。慣れていないって言ったら、手を抜かれちゃう可能性があるから!」

ルックスは好みではなかったですが、性格は優しくて良い女性でした。

初めてのプレイが始まる!

お互いにシャワーを浴びた後は、ベッドに移りプレイに入りました。

「あぁ…これからプレイが始まるのか…。緊張するな…。どんな感じなのだろうか…。」

…が、その期待に反して、あんまり気持ちよくなかったです。

さすがにプロだけあって、テクニックはあります。

サービス精神も豊富ですが、あんまり気持ち良くありません。

私はこの当時は痩せ型で、相手は少し太った女性です。

痩せ型の男性の上に、少し太った女性が跨っています。

その時点で私の息子が萎えてしまうのです。

女性
「そろそろ入れようか…?」

そう言ってコンドームを付けて入れようとしてくれるのですが、どうしても萎えてしまいます。


「(これは入れられそうにないな…。)ごめんなさい。緊張しているので、手コキでも良いですか?」

女性
「せっかく高いお金を払ってソープに来たんだから、挿入しないと勿体無いわよ!」


「(そんなこと言われたら余計に萎えるな…。)」

結果:手コキで射精。

夢にまで見たパイズリに関しては、サイズが足りないということでできませんでした。

(何の為に巨乳の女性を選んだのだろうか…。)

そして私は一人の風俗嬢に恋をした!

プレイを終えた後は、近くのバーで先輩と合流しました。

先輩に奢ってもらった手前、「いやー、中々良かったですよ!どうもありがとうございます!」と報告しました。

私の風俗デビューは、特別に悪いものではなかったと思います。

風俗嬢のルックスはタイプではなかったのものの、性格もサービスも良かったです。

そう考えると、良嬢だったのかもしれません。

しかし、心の中では「彼女に振られて風俗に行って、しかも全然好みではない嬢とのプレイ。一体俺は何をしているんだ…。」と、虚しい気持ちに浸っていました。

そして私は、こう思ったのです。

「俺の思い描いた風俗はこんな形ではない!もっと美人で、可愛くて、サービス精神豊富で、理想的な女の子とエッチなことがしたい!」

風俗デビューがあまり良い思い出ではなく、それが悔しくて風俗を追求するようになりました。

その後は風俗店のリサーチを繰り返し、あらゆるジャンルの風俗店へ顔を出すようになりました。

それから約1年後。

僕はとある風俗店で、一人の風俗嬢に本気で恋をしてしまったのです…。